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2010 Fiscal Year Annual Research Report

若年者の視神経乳頭解析と緑内障罹患率の調査研究

Research Project

Project/Area Number 21592219
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

武田 久  金沢大学, 附属病院, 助教 (40436811)

Keywords緑内障 / 若年者 / 脳・神経
Research Abstract

昨年度の研究の結果、15~20歳前後の若年者において緑内障は検出されなかったが、若年者においては眼球そのものが発達していく途上にあることから、各種の眼球のパラメータや屈折及び身体にかかわる因子(身長・体重)も変化し加齢に伴う影響も十分に考えられる。また、最近の疫学調査等の結果から男女の違いがかなり影響するとの報告もあり、性差による影響も考慮する必要がある。H22年度はより低年齢層(小学生~中学生)を対象としたデータ収集を試みる予定であったが、データ収集の際に用いる検査機器において、機器の精度は向上しているが、被検者の低年齢化に伴いデータ取得にかかる時間内の姿勢や固視の持続が困難であることが日常診療で予想され現時点ではより若年層の検診は困難であると判断した。そのためこれまでに取得した各検査機器のデータ(視力、屈折・角膜曲率、非接触眼圧測定、眼軸長測定、無散瞳眼底写真撮影、視神経乳頭立体撮影、視神経乳頭形状解析装置による撮影、自動視野計による視野測定)を綿密に解析し、若年層における緑内障罹患率をはじめとする検討だけでなく緑内障にかかわると考えられる視神経乳頭所見上のパラメータでより関連のある因子の抽出の検討をした。検査機器の中心となった視神経乳頭形状解析装置であるハイデルベルグレチナトモグラフIIは視神経乳頭をいろんな2次元的および3次元的なパラメータで解析可能であるが、視神経乳頭の傾斜の程度に個人差がありそのことがパラメータ数値に影響することが明確になった。このことに関して他の検査機器とのデータの関連性や視神経乳頭傾斜の影響を少なくする解析方法に関してH22年度開催された学会にて発表した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 若年健常者における視神経乳頭の傾斜と関連因子2010

    • Author(s)
      武田久, 2番目, 他4名
    • Organizer
      第64回日本臨床眼科学会
    • Place of Presentation
      神戸ホートピアホテル(神戸市)
    • Year and Date
      2010-11-11
  • [Presentation] 健常人における視神経乳頭の傾斜と関連因子2010

    • Author(s)
      武田久, 他6名
    • Organizer
      第114回日本眼科学会総会
    • Place of Presentation
      名古屋国際会議場(名古屋市)
    • Year and Date
      2010-04-15

URL: 

Published: 2012-07-19  

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