2011 Fiscal Year Annual Research Report
有機-無機界面のインターフェイス制御による炭酸アパタイトフォームの高強度化
Project/Area Number |
21592498
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
都留 寛治 九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (50314654)
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Keywords | 生体材料 / 有機-無機 / インターフェイス / 炭酸アパタイト |
Research Abstract |
本研究「有機一無機界面のインターフェイス制御による炭酸アパタイトフォームの高強度化」は有機(PUフォーム)一無機(析出粒子)界面のインターフェイスを制御し,堆積粒子を緻密化させ炭酸アパタイトフォームの高強度化を目標としています。 本年度は,炭酸アパタイトフォームの強度向上に及ぼす原料粒子サイズおよび溶媒の種類の影響を調べました。溶媒の種類による差はほとんど見られませんでしたが,粒子サイズを小さくすると強度が向上する傾向が見られました。本法により強度の改善がなされた炭酸アパタイトの細胞適合性を評価したところ,強度改善前と同様に優れた細胞適合性を示すことが分かりました。 以上の結果を踏まえて,本研究により提案した手法は炭酸アパタイトフォームの高強度化に有効な手段であると結論付けました。
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Current Status of Research Progress |
Reason
23年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
23年度が最終年度であるため、記入しない。
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