2012 Fiscal Year Annual Research Report
医療の意思決定プロセスにおける患者・家族と共にある日本の看護実践モデルの構築
Project/Area Number |
21592732
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
伊東 美佐江 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (00335754)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 京子 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10294662)
服鳥 景子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (10335755)
掛田 崇寛 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (60403664)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 意思決定 / 自律 / 家族 / 看護倫理 / 実践モデル |
Research Abstract |
本研究の目的は、医療に対して行う重要な倫理的意思決定において、患者・家族の自律性への好み、家族関与の実態とその影響要因や家族機能との関連性、および患者や家族と看護師の意思決定様式に関する認識とどの様な状況でどのような対処方法を取っているのか、その根拠を明らかにすることである。そして、医療の重要な意思決定のプロセスにおける患者・家族と共にある日本の看護実践モデルを構築することである。 研究協力者であるMarie T. Nolan氏と連携を取りながら、一般成人とその家族を対象に、DCPS修正版(日本語版)の信頼性と妥当性の検証と医療行為の意思決定度や自律性への好み、家族機能との関連性の探求を目的とし面接調査結果、ならびに小規模病院に勤務している臨床看護師におけるがんの病名や予後の未告知の依頼や対処の状況・患者や家族の意思決定に対する認識を明らかにすることを目的とした質問紙調査行い、その結果を分析し公表した。 総合病院で現に健康問題を持って入院している患者と家族を対象に構造的質問紙を用いて面接調査を行うために、研究参加者を募る病院の施設内倫理委員会の承認後、診療科長や看護部長・看護師長に許可を得て、研究参加者に質問紙を配布し面接している。 そして、交流集会等により研究結果を討議する機会を持ち、意思決定能力のある患者とその家族への医療における意思決定支援には課題は依然としてあり、どのようにその意思決定支援を行っていくのかが看護師の責務であることがわかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)