2011 Fiscal Year Annual Research Report
脊椎手術患者における入院前患者教育プログラムの開発と有用性の検討
Project/Area Number |
21592754
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
当目 雅代 香川大学, 医学部, 教授 (20259435)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金正 貴美 香川大学, 医学部, 講師 (00335861)
野口 英子 香川大学, 医学部, 助教 (40403779)
小笠 美春 香川大学, 医学部, 助教 (70544550)
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Keywords | 周手術期看護 / 患者教育 / 整形外科看護 |
Research Abstract |
本研究の目的は、手術後行動変容を伴う脊椎手術を受ける患者の入院前患者教育プログラム開発と評価を通して、入院前患者教育の有用性を明らかにすることであった。本研究は、 第1フェイズ:患者教育評価指標として待機手術患者用心配事尺度の開発、 第2フェイズ:患者教育内容の改善と教育教材の検討および従来教育群の評価 第3フェイズ:脊椎手術患者用入院前教育プログラムの適応とその効果測定で構成した。 平成23年度は、第2フェイズの継続と、第3フェイズの実施予定であった。 1.入院前患者教育教材の検討:腰部脊柱管狭窄症で手術を受ける患者に対して身体的、心理的、認知的な準備生を高めるために主教材としてビデオと副教材としてパンフレットを作成した。平成22年度に実施した患者教育内容の検討を元に、腰部脊柱管狭窄症手術担当医および整形外科看護師と検討を重ねながら、DVD教材約25分、パンフレット20ページ(A4見開き)を作成した。DVD教材は11型タブレット型PCおよび簡易式携帯型液晶テレビで視聴する。 2.患者教育効果の測定:入院前患者教育の有用性を検討するため、対照群として現在実施されている従来教育を提供されている患者に、対象者の属性、本研究で作成した待機手術用心配事尺度、SF-36QOL尺度、日本語版入院患者用不安・抑鬱尺度(HADS尺度)、入院前患者情報満足度項目を測定した。評価時期は、入院前、入院後、退院前、退院1ヵ月後である。現時点での従来教育群のデータ数は16名である。男性9名、女性7名、平均年齢70.8±11.2歳であった。
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