2010 Fiscal Year Annual Research Report
在宅型心臓リハビリテーションを促進するWEBコンテンツの作成と評価
Project/Area Number |
21592764
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
常盤 文枝 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (00291740)
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Keywords | 心臓リハビリテーション / webコンテンツ |
Research Abstract |
本研究の目的は、心疾患をもつ成人の退院後のセルフマネジメントを促進するため、身体的側面のみならず、多角的効果が期待される在宅型心臓リハビリテーションを、Webコンテンツを用いて運用しその評価を行うことである。 (1)平成22年度は、心リハが退院後も必要と考えられる心筋梗塞、狭心症患者を対象にした心リハに関するヒアリングを実施した。まだ調査協力者が少ないため、協力者の募集と調査を継続する。質問内容は、心リハに関する認識、退院後の運動、栄養等の日常生活状況、医療者や同病者に相談したい事項、再入院や手術などの心疾患に関連するイベントの有無などに関する構成的面接法を用いる。 (2)これまでの研究成果および心臓リビリテーションに関する情報を、インターネットに公開するためのWebページ「狭心症・心筋梗塞の方のための情報・交流サイト」を作成した。今後は、開設した心臓リハビリテーション患者を対象にしたWebページを介して、調査結果の概要などを情報公開し、アクセス状況などの反応をみて修正を行う。また、Web利用者の患者体験を収集し、文字情報や画像情報などで情報を公開し、患者の情報共有スペースの作成とその効果について検討していく予定である。現在、公開に受けてレイアウト等の最終的な調整をしている。URLは、調査に協力をしていただいた患者や施設を中心に配布し、広く周知できるようにしていく予定である。在宅での心臓リハビリテーションプログラムについては現在作成中のためまだ未公開である。
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Research Products
(1 results)