2012 Fiscal Year Annual Research Report
親のケア能力、子どものセルフケア能力獲得を支援する看護師の教育・指導力の形成
Project/Area Number |
21592814
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
添田 啓子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (70258903)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三宅 玉恵 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (30523998)
岡本 幸江 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (70305811)
田村 佳士枝 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (60236750)
前田 浩江 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (50612595)
西脇 由枝 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (90132175)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | セルフケア / ケア能力 / オレムセルフケア不足理論 / 組織的教育介入 / 看護師の教育・指導力 / 看護の質向上 / 家族参画 / 小児看護 |
Research Abstract |
研究目的:地域小児医療中核施設において、研究者と施設の合同プロジェクトで、オレムセルフケア不足理論の「親のケア能力、子どものセルフケア能力獲得を支援する看護師の教育・指導力形成のための組織的な教育介入」を行い、効果を明らかにすること。 今年度計画:合同プロジェクトやワークショップ(以下WS)、各部署でのWSの教育介入を実施し、過去のデータと比較分析し、介入効果を捉える。24年度はさらに、理論を取り入れた看護計画作成を支援し、効果確認のため患者・家族のインタビューを進める。また看護実践への理論導入について施設内全看護師を対象とし質問紙調査を行い、過去のデータと比較、教育介入の効果を検討する。さらに学会発表、報告書、論文を作成する。 結果:1.教育介入の実施と成果(1)合同プロジェクト会議7回・施設内広報1号、(2)集合形式WS開催1回(参加者数67名)。成果として、看護計画を作成するときの考え方、標準看護計画の例示、オレムセルフケアの視点での目標と看護を書面にまとめた。理論を取り入れた標準看護計画案を89件作成した。 2.データ収集:各ミーティング、集合形式WS毎に録音、報告書の作成、集合形式ワークショップで終了後アンケートを実施(集合形式:配布数67/回収率92.5%)した。子どもと家族へのインタビュー2事例。全看護師を対象に質問紙調査を行った。(配布数324/回収数224/回収率69.1%) 3.質問紙調査結果を2007,2009と比較した。「オレム理論を理解している・知っている」が2007に比べ20%増加した。「理論の導入による期待」では、患者・家族中心の看護ができるが増加し2012には67.9%と2007に比べ30%以上増加した。「セルフケアの視点を取り入れた実践」について、2012は2007に比べ、情報収集、アセスメント、関わりについての記録時に15%以上の伸びがあった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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