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2009 Fiscal Year Annual Research Report

看護師-患児間の相互交渉の解明とコミュニケーションモデルの開発

Research Project

Project/Area Number 21592823
Research InstitutionNagoya City University

Principal Investigator

堀田 法子  Nagoya City University, 看護学部, 准教授 (90249342)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 二宮 昭  愛知淑徳大学, 文学部, 教授 (60132924)
山口 孝子  名古屋市立大学, 看護学部, 講師 (90315896)
大塚 景子  名古屋市立大学, 看護学部, 助教 (40457932)
Keywords看護学 / 医療・福祉 / 臨床系心理学 / 相互交渉 / コミュニケーション
Research Abstract

近年,小児看護において,子どもの人権を尊重しプレパレーションの必要性が盛んに問われ,処置やケア等に対する子どもへの説明やディストラクション(気を紛らわせる)の重要性が指摘され,処置やケアを行う際には,看護師は患児に言語および非言語的コミュニケーションを駆使しながら進めている。しかし,処置やケアを行う際の看護師と患児のコミュニケーションの「相互交渉」の現状を明確にした報告は見られていない。たとえば,看護師が患児に注射やケアを行う場合,看護師はどのような言葉で表現しているか,それに対し患児がどういう言葉で反応しているのか。患児は,看護師との相互交渉の中,どれくらい看護師の言葉を理解し,看護師に対し反応し,処置やケアを次に進め,その事態を解決していくのか,患児にとって,恐怖や痛みを感じる処置やケアも含め検討したい。処置やケア開始時から終了までの看護師と患児の「相互交渉」の実態を解明し,看護の視点から小児看護におけるコミュニケーションモデルを開発すことを目的とした。21年度の計画に沿って進行している。(1)相互交渉に影響すると考えられる要因を検討することについては現在進行中である。(2)調査協力施設および学部内の研究倫理委員会の書類を作成し承諾を得るについては,承諾を得ることができ研究を進めている。(3)患児の選定については,2歳から6歳までのコミュニケーションがとれる児の中で病棟師長と打ち合わせの上選択している。(3)研究協力者に対しては,研究目的,方法,倫理的配慮について,文書と口頭で説明し,患児の母親には文書で同意を得ている。現在2事例3場面の観察ができている。研究協力者からはビデオ撮影の同意も快く受けて頂き問題なく進むことができている。現在,撮影したデータを言語化してトランスクリプト作成中である。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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