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2009 Fiscal Year Annual Research Report

地域在住高齢者の亜鉛濃度の把握と改善への展開

Research Project

Project/Area Number 21592900
Research InstitutionYokohama Soei Junior College

Principal Investigator

福嶋 龍子  Yokohama Soei Junior College, 看護学科, 教授 (00299984)

Keywords高齢者 / 亜鉛 / 体調管理 / 食生活 / 介護予防
Research Abstract

地域在住高齢者の習慣化された食生活と毛髪中亜鉛濃度の実態を把握し、高齢者の亜鉛不足を食習慣の調整により改善し、地域高齢者の体調管理を行うことを目的として、調査を施行した。
21年度は地域在住の65歳以上の高齢者の協力を得て、食生活に関しての調査並びに、毛髪中亜鉛濃度の測定を行った。毛髪の測定は専門機関へ依頼した。調査内容では、アンケート調査用紙を作成し、現在の体調に関すること、食生活習慣の内容や食生活へ心がけていること等の内容を調査した。地域は主として3か所の地域において施行した。実施においては本学「研究倫理審査会」の承認を受けて開始した。
結果として、対象96名中84名(うち男性25名、女性59名)を分析対象とした。年齢は男性76.08±5.0歳(平均値±SD)、女性73.4±6.6歳であった。またBMIは男性23.3±6.5、女性23.2±6.7であった。毛髪中亜鉛濃度(対数変換値)は、男性5.02±0.16μg/dl、女性5.16±0.30μg/dlであった。男女で基準値が異なるので、男女別で分析を行った。男性において12名が基準以下であり、女性は22名が基準以下であった。
女性においての毛髪中亜鉛濃度が基準以下の高齢者と基準以上濃度の高齢者の体調に関する自覚症候では基準以下は平均4.6項目の自覚症候があり、基準以上は4.3項目であった。また、年齢では基準以下は60歳代が多く亜鉛濃度の基準以上と基準以下では年齢に有意差を認めた(p<0.05)。毛髪中亜鉛濃度の基準以下の高齢者は、自覚的な症候数に差はない。長期的に毛髪中亜鉛濃度が低下しているが、亜鉛不足に関連する症候においては、加齢現象として納得していたことが推測され、60歳後半からの食生活への注意が必要といえる。
また、女性の食生活への意識と亜鉛濃度の関係においては、女性ではバランスよく食べることを意識しているものと、野菜を多く食べることを意識しているものにおいて、意識をしていないものとにおいて、それぞれ亜鉛濃度に有意差がみられた(p<0.05)。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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