2010 Fiscal Year Annual Research Report
在宅心臓病患者に対する気功プログラムによる心と体の健康づくりの効果
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21592902
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Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
原 美弥子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (00276172)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 正樹 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 助手 (30570163)
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Keywords | 心臓リハビリテーション / 運動療法 / 中国医学(気功) / 在宅看護 |
Research Abstract |
【Home Exercise研究】退院時から急性心筋梗塞患者を対象に採気体操を12週間介入し,検査・調査を行った((介入群2名,対照群2名(内脱落1名)),対照者は検査・調査のみ実施.介入期間の採気体操の平均実施率は93.5%で,Borgの自覚的運動強度(RPE)は平均11.5で採気体操中の疲労感は「やや楽」と自覚され,介入1週目に対して12週目の1週間の平均RPEは1.9減少し,取り組みやすい運動プログラムと考えられた.12週間前後で収縮期血圧の変化は介入者では平均5.5mmHg減少,対照者は6mmHg増加した.ホルター24時間心電図の周波数解析によりHFを副交感神経活動,LF/HFを交感神経活動の優位性の指標とし,12週間後は24時間平均値(total)ではHF (total)は介入者平均62.1増加,対照者54.4増加し,LF/HF (total)は介入者平均0.2減少,対照者0.9減少した.今後は対象数を増やして日中(dav:午前8時~午後5時)と夜間(night:午前0時~午前6時)の平均値を検討する.包括的健康度(SF-36)では,介入1名のSF-36下位得点はベースラインで全て国民標準値を下回ったが,12週後は身体機能,社会生活機能,心の健康が増加した.もう一方の介入者は12週後に全体的健康感以外の項目で得点が低下した.QOLの影響要因として,前者は心不全の合併,後者は介入2カ月後より復職したことが考察された.対照者のSF-36得点は12週前後で変化はなかった.今後の介入評価においては対象者の背景要因を含めた検討を行う. 【地域Group exercise研究】太極拳自主グループ活動が2年目に入り平成22年度は参加者自身が活動参加時に血圧測定して官己管理を行った.また,平成23年5月現在で1回/週定員数15名が常時活動に参加してグループ活動は継続されている.平成23年度は太極拳継続参加者の血圧,生活習慣(日常活動量),QOLなどの継続効果を調査・評価を予定している.
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Research Products
(6 results)
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[Presentation] 外来型心臓リハビリテーションに対する心疾患患者の意欲や負担感はリハビリテーションの継続に影響するか?2010
Author(s)
松田容子, 小倉彩, 石井玲, 山本周平, 亀川大輔, 原美弥子, 横山美佐子, 田畑稔, 高橋由美, 神谷健太郎, 松永篤彦, 増田卓
Organizer
第16回日本心臓リハビリテーション学会
Place of Presentation
鹿児島市
Year and Date
2010-07-18
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[Presentation] 間歇的トレーニングにより運動耐容能の向上が得られた低心機能を有する虚血性心疾患の三症例2010
Author(s)
堀田一樹, 増田卓, 石井玲, 松本卓也, 忽那俊樹, 原美弥子, 饗庭尚子, 清水良祐, 神谷健太郎, 高橋由美, 松永篤彦, 和泉徹
Organizer
第16回日本心臓リハビリテーション学会
Place of Presentation
鹿児島市
Year and Date
2010-07-17
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[Presentation] 血流制限下トレーニングは健常高齢者の血管内皮機能を改善する2010
Author(s)
清水良祐, 松本卓也, 堀田一樹, 原美弥子, 石井玲, 山本壱弥, 忽那俊樹, 饗庭尚子, 山本周平, 松永篤彦, 増田卓
Organizer
第16回日本心臓リハビリテーション学会
Place of Presentation
鹿児島市
Year and Date
2010-07-17