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2009 Fiscal Year Annual Research Report

生活の場としての看取りを支える特別養護老人ホーム看護職への教育プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 21592916
Research InstitutionOsaka Prefecture University

Principal Investigator

長畑 多代  Osaka Prefecture University, 看護学部, 准教授 (60285327)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 白井 みどり  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (30275151)
山内 加絵  大阪府立大学, 看護学部, 助教 (40363197)
Keywords看取りケア / 看護実践能力 / 特別養護老人ホーム / 看護職 / 教育プログラム
Research Abstract

生活の場である特別養護老人ホーム(以下、特養)での看取りを支える看護ケアプロセスの体系化に根ざした教育プログラムの開発を目指し、今年度は看取りの各時期における看護ケア技術の抽出を目的として以下の調査を行った。
1. 特養での看取りにおける看護職の役割を明らかにするためのフォーカスグループインタビュー
医療機関に搬送するかどうかの判断、家族への心身のケア、生活援助を行う介護職の不安軽減に向けたフォローアップ等、さまざまな視点から看護職の役割が示され、入所者の医療ニーズを的確に判断することの重要性とともに、看護実践能力育成の必要性が示された。
2. 看取りケア実施状況を把握するため実態調査
「看取り介護加算あり」と登録されている特養を対象に、施設内での看取りの実施状況や研修内容について構成質問紙による調査を行った。有効回答率が26.2%と低く、過去一年間の施設内での看取り件数ゼロの施設が24.6%であり、施設内の看取りケア実施には困難な点があることが示された。
3. 生活の場としての特養での看取りを支える.看護ケアのプロセスを明らかにするための個別面接調査
看護職リーダーへの個別面接調査では、入所時の意思確認や日常の健康管理、看取り時期の判断、看取りケア実施体制の確立、家族が満足し納得が得られるような看取りの実現、日常ケアを担う介護職への支援等、看取りケアを支える上で必要な看護ケアの具体的な内容が抽出された。
次年度は個別面接調査の内容をさらに分析し、特養における生活の場ならではの看取りを支える看護ケアをリストアップするとともに、看護実践能力を高めるための方法を検討し、教育プログラム試案を作成する予定である.

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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