2009 Fiscal Year Annual Research Report
気象オントロジーを用いた異種気象データ統合利用基盤
Project/Area Number |
21650017
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
北川 博之 University of Tsukuba, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (00204876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
天笠 俊之 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (70314531)
川島 英之 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (90407148)
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Keywords | 気象データベース / データ統合利用基盤 / オントロジー / パターン分類 / 意味検索 |
Research Abstract |
【気象データ・環境データに対する意味データやメタデータの付与】 ■気圧配置や河川データ管理の語彙や概念の整理:代表的な気象データの一つである気圧配置パターンを表す語彙や概念の整理を行う共に,気圧配置数値データの特徴との関連付けや時系列パターン発見に関する研究を行った.また,気象現象と関係の深い河川データを管理する上での用語や語彙を分析し,大規模河川データ管理のためのデータモデルを構築した. ■環境データを対象としたメタデータ抽出:地球環境において起きる様々なイベントを自動的に検出し,Webを利用してその意味付けを与えるメタデータ抽出の手法を検討し,プロトタイプ実験によりその有効性の検証を行った. 【意味的なデータベース検索】 ■多視点からの情報検索:気象データ・環境データ等の分野で利用を進んでいるXML記述のデータを様々な視点から柔軟に検索するためのファセット検索技術の開発を行った. ■機械学習を用いた気象データ分類:機械学習の手法を用いて,「西高東低」といった気象学上の概念や語彙と実際の気象データを関連付けを行い,これらの概念で該当するデータを意味的に検索するシステムのプロトタイプを開発した. 【各種データの統合利用のための基盤整備】 ■データベース探索やデータ分析のための情報ブラウジング,異種情報アクセス,シミュレーション応用等のデータ利用のための基盤を整備した.
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Research Products
(7 results)