2010 Fiscal Year Annual Research Report
テニス・サーブレシーブ時における不得手側ステップワーク改善を目指す装置開発
Project/Area Number |
21650160
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
植竹 照雄 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 教授 (10168619)
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Keywords | テニス / サーブ / レシーブ / ステップ / 反応 |
Research Abstract |
平成22年度の本研究の主な実績として、大きく以下の二つがあげられる。 ひとつは、さまざまな解析に必要となる情報処理能力の向上を目指したプログミング研修による成果である。もうひとつは、テニスプレーヤーが実際にサーブをした際の映像を記録し、本研究に必要な場面を切り出し編集したことである。それらの実績を以下に具体的に表す。 1.LavViewbプログラミング技術の向上 本研究において様々な場面において必要になるデータ取得・解析プログラムを作成するため、平成22年8月に開催されたLavViewbプログラミング技術講習会を受講した。その結果、データの連続的な収録とそれらを必要な形式で表示されるなど、無理なく扱えるようになり、LavViewbプログラミング技術向上は予定どおり進んでいる。ただし、現在のプログラミング技術では映像を同時記録するとともに瞬時に必要な映像を切り出し、その映像の情報にもとづいて次の指示を出すまでには達せず今後の課題である。 2.テニスプレーヤーサーブ時の映像記録 本研究で必要となるテニスプレーヤーがいろいろなコースに打ち分けたサーブ場面を録画し、データライブラリーに蓄積した。モデルは上級者および初心者に依頼し、それぞれのモデルにつき両サイドからのサーブをするよう指示するとともにサーブ時に狙うコースを指定し、1コースあたり30回のサーブを実施させた。その時の映像はレシーブする者が一般的に構える位置に設置されたビデオカメラにより録画された。撮りためたビデオ画像の中から本研究で使用する映像を選択し、計画書に記載した基準に従い、上級者のスピート豊かなサーブおよび初級者の緩いサーブをそれぞれのコース別に区分けをした。
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