2011 Fiscal Year Annual Research Report
テニス・サーブレシーブ時における不得手側ステップワーク改善を目指す装置開発
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21650160
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
植竹 照雄 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 教授 (10168619)
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Keywords | テニス / サーブ / サーブレシーブ / ステップワーク / LabView |
Research Abstract |
テニスにおけるサーブ・レシーブをする際、相手の打つサーブのコースに応じて瞬時に判断し、最初の一歩を適切に踏み出すためのトレーニング装置を開発するとともに、その効果について一般人の被験者を用いて検証すること目的とし、23年度の研究計画を4段階に分けて推進した。その結果は以下のとおりである。 1.LabViewプログラミング技術の向上 年に数回開催される無料の記述講習会参加を始め、日ごろから他の実験で使用する測定機器のシステムを自作するなどして、プログラミング技術向上に努めた。その結果、当該研究で必要となるレベルのプログラムを作成することができた。 2.テニスサーブ時のビデオ画像の編集 22年度に実施したテニス上級者のサーブシーンを特別なビデオ編集装置を用いることなく通常のパソコンを用いて編集し、各コースに打ち分けられたサーブシーン別に抽出した。 3.ステップのオン・オフを検知する実験用特別シューズの作成 ステップ状態を検知するためのセンサーとして、通常使用されているオン・オフスイッチを実験用特別シューズに埋め込んだ。ここで用いたシューズは市販のテニスシューズであり、サイズも各種そろえた。 4.いろいろなテニスサーブ時のビデオ画像のランダム呈示システムの開発 LabViewプログラミング技術を駆使し、抽出されたコース別サービスシーンをパソコン画面にランダムに呈示することができ、液晶プロジェクターを用いてスクリーンに投影することができた。
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