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2009 Fiscal Year Annual Research Report

音楽の人への効果に関与する新たなタンパク質の同定

Research Project

Project/Area Number 21650173
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

石川 哲也  Okayama University, 大学院・保健学研究科, 准教授 (90221754)

Keywords音楽 / サイトカイン / NGF / 抗体アレイ
Research Abstract

本年度の計画は,
1) 私はすでに唾液の神経成長因子(NGF)が音楽に応答することを明らかにしているが(投稿準備中),さらに効率よく濃度を上昇させる音楽がないか調べる。
2) その音楽を聴取した際の血液を採取し,分離した血清を用いて抗体アレイによりどのようなタンパク質が音楽聴取前に比べて増えているのか解析する。
である。
まず,唾液NGFの濃度を効率よく上昇させる音楽の選択については,これまでの結果から応答がよいと思われる6曲を選んで唾液NGFの濃度上昇を観察した。その結果,チャイコフスキー作曲弦楽セレナード(NF20001, Fine NF)とモーツアルト作曲ピアノ協奏曲第20番(OVXL-00031,オクタヴィアレコード)の応答がよかった。そこで,この2曲を用いて,それぞれ4回ずつ唾液と血液採取を行った。まず音楽聴取直前に唾液(-5分)と血液(-2分)を採取し,さらに音楽聴取開始4分後に唾液を採取し,7分後に血液採取を行った。そして,唾液と血清のNGF濃度を測定し,唾液NGFおよび血清NGFがそれぞれ直前の2.34倍および1.6倍に上昇したときの血清を選んだ。その血清を用いて,サイトカイン抗体アレイにより網羅的タンパク質量解析を行った。その結果,2倍以上に上昇したタンパク質が2種類,1.6倍以上に上昇したタンパク質が2種類,1/2以下に減少したタンパク質が2種類存在した。
これまで音楽によって濃度が上昇することがわかっている生体成分は,唾液IgAと私が明らかにした唾液NGFだけであった。今回の研究により,音楽に応答するサイトカインがNGFだけでなくさらに4種類明らかになった。これらは細胞に作用するため,音楽の生理作用を考える上で重要な生体成分が同定されたことになると考えられる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Effect of music on salivary NGF secretion2009

    • Author(s)
      石川哲也
    • Organizer
      第32回日本分子生物学会年会
    • Place of Presentation
      パシフィコ横浜
    • Year and Date
      2009-12-11

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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