2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21650182
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Research Institution | Ohu University |
Principal Investigator |
林 茂寛 Ohu University, 薬学部, 准教授 (50110565)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
春日井 昇平 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (70161049)
辻 典子 独立行政法人産業技術総合研究所, 年齢軸生命工学センター, 主任研究員 (30343990)
堀内 登 奥羽大学, 歯学部, 教授 (00107294)
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Keywords | 臨床 / 歯学 / 薬学 / 免疫学 |
Research Abstract |
歯科患者の唾液中のbiomarkerと、第一に歯周病および口腔粘膜の状態、第二に全身疾患特に免疫疾患等との関係、第三に薬歴との関連」を明らかにすることにある。Biomarker候補として骨代謝に関連するNF-κB ligand (RANKL), IL-1beta、Alkaline phosphatase、免疫関連のIgA, IL-6等の検討をおこなう予定であったが他に、歯周病、唾液性状の個別変動を考慮してalbumin,総蛋白、Ca,Naを加えた。 1) 大学での臨床試験基準に沿う形での「臨床試験計画書、同意説明文書及び症例報告書」の原案について、新GCP関係書類の整備をして作成した(2009年9月)。 2) 同原案を基に東京医科歯科大学に沿う形での臨床試験の計画書と同意説明文書を提出し倫理審査委員会に提出して同委員会の承認を得た。目標症例数10~50例を予定。 3) 東京医科歯科大学歯学部付属病院インプラント科で2010年1月から臨床試験を開始して3月まで31症例を実施し、唾液サンプルと症例報告書を得た。 4) サンプルは独立行政法人産業技術総合研究所で免疫系特殊バイオマーカーの測定を実施し、骨代謝と生化学関連検査についてはエスアールエル(株)に依頼した。データの一部は得たが、現在データ確認を行っている。 5) 口腔内疾患の診断との関連、合併症の詳細、服薬(投薬)状況の影響・関係については、症例報告書を基に検討。 6) 唾液中の数種biomarkerについての基礎的検討は小動物を用いて骨代謝と免疫系について検討。 本研究は3年間の予定であったが、研究代表の本年退職に伴って諸般の事情で継続することが出来なくなった。然し、31症例の臨床試験の新規データは極めて貴重なものであり、分担研究者と協力して(国際的)学術誌公表できるように努める。
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Research Products
(30 results)
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[Presentation] Novel GBR membrane consistin of cholesterol-bearing pullulan nanogel.2010
Author(s)
Miyahara T, Nyan M, Nagayama T, Hao J, Rodoriguez R, Yamamoto Y, Shimoda A, Kuroda S, Tachikawa N, Shiota M, Akiyoshi K, Kasugai S
Organizer
The 25th Annual Meeting of Academy of Osseointegration
Place of Presentation
Orland, USA
Year and Date
20100304-20100307
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