2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21650223
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
喜多 一 Kyoto University, 学術情報メディアセンター, 教授 (20195241)
|
Keywords | 教育工学 / 学習環境 / 協調学習支援 / ユーザインターフェイス / Single Display Groupware / ワークショップ / グループ学習 / ホワイトボード |
Research Abstract |
平成21年度にはホワイトボードと付箋紙を用いた作業を画面を共有しながら複数の利用者で同時にアクセスできるアプリケーションを開発に着手し,基本的な実装を行った。これは画面上で付箋に見立てたウィンドウや写真を表示したウィンドウなど数多くのウィンドウの配置を複数の利用者がそれぞれのマウスで操作しながら協調作業する環境であり,ワークショップなどの活動でしばしば行われる作業を電子化したものである.複数のマウスやキーボードを独立にハンドリングするミドルウェアとしてはカナダのカルガリー大学で開発され公開されているSDGtoolkitを利用し,同時利用者数は4名程度を想定している.付箋への文字入力において,日本語の入力はWindowsの漢字変換が利用できないため,簡単な変換ツールを内作して対応している.
|