2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21651019
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
松本 英樹 University of Fukui, 高エネルギー医学研究センター, 准教授 (40142377)
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Keywords | 放射線障害 / 放射線防護 / 狭心症治療薬 / 一酸化窒素 / ヒト正常線維芽細胞 / 正常マウス(jcl:ICR) |
Research Abstract |
1.正常ヒト線維芽細胞(AG1522細胞)での成果 (1)狭心症治療薬の放射線障害防護能:X線3.5Gy照射時のAG1522細胞の生存率は約10%であるが、各薬剤を0.5~1.0μMとなるように添加した場合、使用した全ての薬剤において生存率の上昇(放射線障害防護能)が認められた。 2.正常マウス(ICR/jclマウス、8週齢)での成果 (1)狭心症治療薬の毒性試験:各薬剤を体内での希釈後30μMとなるように4回(30μM/日、1回目の投与から24時間間隔で3日間連続投与、7日目に更に投与)腹腔内投与後飼育し経過観察したが、死亡するマウスは認められなかった。 (2)狭心症治療薬の放射線障害防護能:X線6.5Gy照射時のICR/jclマウスの生存率は約30~40%であるが、各薬剤を体内での希釈後30μMとなるように、照射直後、照射から24および48時間後、および照射から7日目の計4回投与した場合、使用した薬剤の内1剤のみ生存率を約80%にまで回復させた。その他の薬剤では延命効果は認められたが、生存率を回復させるまでには至らなかった。 (3)照射後14日目に末梢血を採取し、血球成分を調べた結果、照射のみを施したマウスに比して。(2)において生存率を回復させた薬剤を投与したマウスでは、造血系細胞数および免疫系細胞数が優位に高値を示した。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] Suppression of histone deacetylase 3 (HDAC3) enhances apoptosis induced by paclitaxel in human maxillary cancer cells in vitro and in vivo2010
Author(s)
Narita N, Fujieda S, Kimura Y, Ito Y, Imoto Y, Ogi K, Takahashi N, Tanaka T, Tsuzuki H, Yamada T, Matsumoto H
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Journal Title
Biochem.Biophys.Res.Commun. (in press)
Peer Reviewed
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