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2010 Fiscal Year Annual Research Report

ポスト・ジャポニスム期のフランスにおける日本美術受容の研究

Research Project

Project/Area Number 21652007
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

藤原 貞朗  茨城大学, 人文学部, 准教授 (50324728)

Keywordsジャポニスム / 日本美術研究 / 浮世絵版画展覧会 / カリエス派 / ポストジャポニスム
Research Abstract

19世紀末期のジャポニスム以後のフランスにおいて、日本美術研究、とりわけ浮世絵版画と陶磁器の研究状況がいかなるものであったのか、また、フランス美術工芸への影響はいかほどであったのかを明らかにするため、資料収集と現地調査、および資料分析を行った。
当該年度は、フランスの主要美術館に所蔵される日本の陶磁器の来歴調査を継続して行うとともに、日本人による陶磁器研究とその影響の範囲を明らかにするための調査を行った。これらの調査を踏まえ、フランスにおける1920年代のジャポニスム以後の陶磁器制作(これまでほとんど無名であった陶工など)の実態を明らかにする研究と分析に着手した。
日本からフランスに渡った主に江戸期の陶磁器にインスピレーションを得たフランスの陶磁器がジャポニスム以後も盛んに制作されていた状況を、しだいに明らかにしつつある現状である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] オリエンタリストの日仏交流-大戦間期および戦時下の日仏交流の逆説2011

    • Author(s)
      藤原貞朗
    • Journal Title

      日仏文化

      Volume: 79 Pages: 755-79

URL: 

Published: 2012-07-19  

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