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2009 Fiscal Year Annual Research Report

留学後のケアを目的とする自助グループ活動システムの開発と介入実践

Research Project

Project/Area Number 21653090
Research InstitutionShizuoka University

Principal Investigator

高浜 愛  Shizuoka University, 国際交流センター, 准教授 (90444645)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 共子  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (40227153)
Keywords自助グループ / 日本人留学生 / 留学後 / 心理教育 / 異文化間教育
Research Abstract

本研究の目的は、従来医療・臨床分野で用いられている自助グループ活動を留学生貴教育に導入するという着想を軸に、日本人留学生の帰国後のケアを行う活動のシステムを開発して、実践することである。留学生の帰国後の適応については研究自体が少なく、解明が進んでいない。したがって、このようなケア・システムを開発することにより、留学の成功を留学後まで一貫してサポートする、具体的な方策を創出することを本研究のねらいとする。初年度である平成21年度は、まず留学後のケアの対象となる、帰国した日本人留学生の支援ニーズの分析を行った。質問紙調査と面接調査を通じて、帰国生の適応に関する困難の度合い、種類、エピソード等を探索した。また、研究代表者が、海外留学中の日本人学生を現地(アメリカ)に訪問し、留学中の状況について質問紙・面接調査を行った。続いて、得られた分析結果をもとに試案を構成して、留学経験者による初回の自助グループ活動を実施した。活動の基本的枠組みは医療・臨床分野で用いられている自助グループ活動の構成に倣ったが、話し合いのテーマと指導方法の詳細は、帰国生用に作りなおした。話し合いのテーマをまとめたテキストにそって活動を進めた。活動中の参加者の様子を記録するとともに、参加者の反応を見るための質問紙調査を実施した。最後に、初回の活動から得られたデータから、活動の効果を分析し、次年度(平成22年度)に向けて活動内容の調整と改善を行った。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] The use of social skills by Japanese students while studying in the United States : Based on a case study conducted after their return from study abroad2009

    • Author(s)
      Takahama, A., Tanaka, T.
    • Organizer
      アジア社会心理学会 (Asian Association of Social Psychology)
    • Place of Presentation
      インド工科大学 (Indian Institute of Technology)
    • Year and Date
      2009-12-12

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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