2010 Fiscal Year Annual Research Report
バイリンガル発達障害児の特別支援教育方法構築への基盤形成
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21653112
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Research Institution | Kyoritsu Women's University |
Principal Investigator |
権藤 桂子 共立女子大学, 家政学部, 教授 (90299967)
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Keywords | バイリンガル / 発達障害児 / 言語コミュニケーション / 語用論 / ASD |
Research Abstract |
平成22年度の成果は以下のとおり。 (1)「平成21年度に研究協力を得た9名の日英バイリンガル発達障害児の内、8名の言語コミュニケーションのテスト、認知テストおよび自然会話データの収集を修了した。1名については、予期せぬ天候不良等によりデータ収集が中断されたため、平成23年度にもデータ収集継続中。 (2)「当初予定していた語用論分析シートに代わり、Children's Communication Checklist-2(Bishop 2003,大井他訳2009)を採用し、保育所におけるコミュニケーション・アセスメントツールとしての有効性を4事例研究により実践的に検討した。平成23年5月日本保育学会で発表予定。 (3)「米国イリノイ州の日英二言語併用プログラムの小学校(Dooley School)を訪問し、データ収集の依頼およびデータ収集方法について了承を得た。バイリンガル定型発達児21名のデータ収集を開始した。予期せぬ天候不良によりデータ収集の70%終了した時点で中断。平成23年度継続する予定。 (4)「首都圏の日英バイリンガル定型発達児の研究協力者を募るため、インターナショナルスクールの協力を得、13名のデータ収集を開始した。東日本大震災の影響により中断。平成23年度継続中。 (5)「平成22年11月13日"The First Workshop on Multilingual Development,Education,and Intervention in Japan"を開催した。発達障害児にかかわる学校関係者、心理士、親、研究者等80名の参加者を得、それぞれの視点からの話題提供がなされた。 (6)「平成22年3月に第二回目のワークショップ「多言語環境児童の学習言語の発達と障害」を予定し開催準備を行っていたが、東日本大震災のため延期、平成23年度開催予定。 (7)「バイリンガル発達障害児の家族ネットワーク構築を進めるため、家族どうしの関係づくりを行った。
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Research Products
(2 results)