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2009 Fiscal Year Annual Research Report

オジギソウはなぜ動くのか:適応進化的意義の探求

Research Project

Project/Area Number 21657064
Research InstitutionNational Institute for Basic Biology

Principal Investigator

長谷部 光泰  基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 教授 (40237996)

Keywordsオジギソウ / 就眠運動 / お辞儀運動 / 進化 / 複合適応形質 / 突然変異 / イオンビーム / 育種
Research Abstract

(1)オジギソウの突然変異体作出のため、EMS濃度、イオンビーム強度を検討した。少量スケールでは0.5%EMSを用いることによって約50%の発芽率低下が見られたが、大量スケールでは約70%の致死率であった。これは、EMSがモル比で効くためと推定され、より高濃度での処理が必要であることがわかった。本年は約70%致死率の種子を播種し、約1200個体に袋かけをして開花したが、300個体のみからしか種子が採れなかった。再度同じ条件で約2000種子にEMS処理、播種、袋かけをし、採種した。現在、採種種子の整理を行い、順次、播種、表現型の観察を行っている。また、イオンビーム強度を検討したが、600Gyでも十分な致死率が得られず、来年度に再度実験を行うこととした。就眠運動をカメラ連続撮影する条件設定を行った。
(2)形質転換系確立のために、ホルモン濃度、アグロバクテリアの濃度、ストレイン、感染時間などの条件を検討し、カルスを誘導し、アグロバクテリアを感染する実験を行った。その結果、オーキシンとサイトカイニン比を調整することによって、カルスからシュートを誘導し、さらにホルモン濃度を調整することによりシュートから根を誘導することに成功した。また、カルスに含まれる細胞にスーパーバイナリーベクターを用いたアグロバクテリアによってレポーター遺伝子を導入することに成功した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks]

    • URL

      http://www.nibb.acjp/evodevo

URL: 

Published: 2012-07-19  

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