2009 Fiscal Year Annual Research Report
リポソーム法を用いた口腔粘膜細胞からのiPS細胞作製技術の確立
Project/Area Number |
21659490
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Research Institution | Tsurumi University |
Principal Investigator |
花田 信弘 Tsurumi University, 歯学部, 教授 (70180916)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野村 義明 鶴見大学, 歯学部, 准教授 (90350587)
今井 奨 鶴見大学, 歯学部, 講師 (80072958)
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Keywords | iPS細胞 / リポソーム法 / 歯科医療 / 再生医療 / 歯根膜 |
Research Abstract |
ウイルスベクターを用いずにリボゾーム法で遺伝子導入を行うことが目的であるが、第一段階としてHela細胞よりHuman iPS Cell Generation vector setのベクターを入れ替え、遺伝子の一部を用いてgfp遺伝子導入を試みた。iPS細胞誘導用遺伝子であるOCT3/4とSOX2*、KLF4、LIN28とNANOG*を電気ショック法でHela細胞に共導入することで、iPS細胞誘導用組換えレトロウイルスベクターを使わずにiPS細胞の樹立を検討している。このようにして調製された組換えベクターを、最終目的細胞であるLonza社製の正常ヒト歯周靱帯線維芽細胞(HPdLF)に導入することを試みている。 高度な安全性を要求される歯科医療においては、マウスやヒトの皮膚細胞に4つあるいは3つの転写因子をレトロウイルスにより導入して樹立されるiPS細胞を臨床に用いる事は困難である。今後は、リボゾーム法で遺伝子導入を行い、安全性について比較検討して行く予定である。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Physical function is weakly associated with angiotensin-converting enzyme gene I/D polymorphism in elderly Japanese subjects.2009
Author(s)
Yoshihara A, Tobina T, Yamaga T, Ayabe M, Yoshitake Y, Kimura Y, Shimada M, Nishimuta M, Nakagawa N, Ohashi M, Hanada N, et al.
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Journal Title
Gerontology. 55
Pages: 387-392
Peer Reviewed
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