2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21675003
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
金原 数 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (30282578)
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Project Period (FY) |
2009-05-11 – 2014-03-31
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Keywords | 分子機械 / 触媒 / 生体分子機械 / PEG / PYP / 両親媒性分子 |
Research Abstract |
1. 前年度に引き続きオクタエチレングリコールを構成要素として用いた構造化PEGの合成を検討した。その結果、中心部に芳香環を有する分岐型の構造化PEGを高収率で得ることに成功し、また、タンパク質等への修飾の足がかりとなるマレイミド基の導入に成功した。 2. オクタエチレングリコールを構成要素として用いた構造化PEGを合成を検討した。その結果、中心部にペンタエリスルトール骨格あるいは芳香環を有する分岐型の構造化PEGを高収率で得ることができた。得られた化合物の水溶性を検討したところ、テトラエチレングリコールを用いた場合比較し高い水溶性を有することが分かった。また、現在熱応答性について検討を行っている。 3. オクタエチレングリコールおよびリン酸部位を親水部、キラル芳香族基を疎水部として有する交互両親媒性分子の合成に成功した。その2分子膜中での挙動を検討したところ、リガンドに応答してコンホメーション変化を起こすことが示唆された。また、光応答性部位としてアゾベンゼンを導入した環状誘導体が、熱に応答して特異な相転移挙動を示すことを見いだした。 4. PYPに対し、非天然アミノ酸として不飽和結合を有するアミノ酸を複数導入した変異体の作成に成功した。これを足場として利用することにより、同時に複数の合成官能基を導入することに成功した。また、PYPと酵素のを融合タンパク質の光応答性を詳細に検討し、光照射により活性が低下することを見いだした。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度で終了する課題のため、該当しません。
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Research Products
(24 results)