2012 Fiscal Year Annual Research Report
ユビキタス環境におけるコンテキスト適応トレーサビリティの研究
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21680009
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
井上 創造 九州工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90346825)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | コンテキストアウェアネス / ユビキタスコンピューティング |
Research Abstract |
本研究では,ユビキタス環境におけるコンテキストを考慮したトレーサビリティの概念を,理論的および実証的に研究した.RFID (Radio Frequency Identification)タグや非接触型ICカードの普及を初めとするユビキタス環境の普及により,トレーサビリティ,つまり現実世界の人や物を追跡できるという概念が非常に重要となってきている.しかし,実際にこのようなシステムを適用してみると,電磁波の特性やコスト, プライバシの懸念からトレーサビリティを完全に実現することは難しいことが分かってきた.そこで,現実のコンテキスト,つまりおかれた状況に関する情報を用いてトレーサビリティを向上することを目指した.最終年度の4年目は,引き続き精度向上と,得られたシステム基盤を広く成果公開するための活動を行った。 ・ 精度向上に関しては,我々が採用した階層的セグメンテーション(時系列の分割)技術を解析の種々の場面, 例えばアノテーション,時刻同期,特徴量抽出などの場面で適用し,時間軸における精度向上を目指した。また, 昨年に引き続き音声を補助的に用いたアノテーションや認識にも取り組み,特に看護師の病院における看護行動区間の検出に成功した.また,時系列フィルタや,変数選択の技法を取り入れることで,アルゴリズムとしての精度向上も行った。 ・ システム基盤に関しては,医療分野や,エンターテイメント分野といった応用やそのためのアプリケーションソフトウェアをスマートフォンなどを対象に開発し, 公開した。これにより利用者が広まりデータをさらに収集することが可能になる. また, 新たな実験として,外国における大規模健康診断のシーンにおけるセンサデータの収集にも力を入れta。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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