2012 Fiscal Year Annual Research Report
農業経営統計における調査票情報の高度利用に関する基盤確立
Project/Area Number |
21688017
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
仙田 徹志 京都大学, 学術情報メディアセンター, 准教授 (00325325)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 農業経営統計 / 高度利用 / 調査票情報 / 経済統計 |
Research Abstract |
今年度に実施した研究実績は以下の二点に集約される。 (1)農業経営統計における高度利用手法の検討 第一に、昨年度に引き続き、農林業センサスの実施年度別の調査項目を整理し、年度間リンケージによって複数年次を跨いで利用可能な項目の整理を行った。1975年以降の農家調査票、農家以外の農業事業体調査票、農業サービス事業体調査票などの整理を行った。第二に、前年度に実施した、農業経営統計、農畜産物生産費調査の年度間マッチングの接続とこれらの母集団フレームである農林業センサスとのリンケージ方法について検討を行った。第三に、農業統計における業務統計資料をはじめとする多様な情報による統計作成の現状、および高度利用に向けた活用方法について調査を行った。以上の結果をとりまとめ、農業センサスでは、経営継承と新規就農者の定着にかかわる組替集計、農業経営統計調査については、農業所得と経営耕地面積の増減、圃場分散と米生産費に関する組み替え集計を実施し、取りまとめた。 (2)民間統計も含めた農業経営統計の効果的な提供方式の検討(データアーカイブの検討) 昨年度に引き続き、民間(農業関連団体等)において大規模に実施されている農業経営関連の調査の個別調査票のデータベース化を実施した。具体的には、1990年代初頭に民間団体によって実施された農家調査を収集し、調査票を画像情報として蓄積するとともに、調査票情報を入力し、データベースの構築を行った。また、本農業経営調査における年度間リンケージの可能性について、調査実施機関からの情報提供をもとに検討を行った。また、食料・農業関係のアンケート調査のデータアーカイブとしての利用についても、調査実施主体と交渉し、利用可能性について検討した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)