2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21700107
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
齊藤 昭則 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10311739)
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Keywords | ジオ・ブラウザ / 可視化 / 地球科学データ / Dagik / 4次元データ |
Research Abstract |
近年の地球環境問題への関心の高まりと観測技術の発達から、地球科学に関するデータは爆発的に増大している。しかし、データの増加に対して、利用者側が追いついていないのが現状である。本研究では、地球科学データの縦横無尽な活用を促すために、専門家以外でも利用が容易なGoogle Earthを用いた4次元可視化ファイルの共有システムの構築を行った。その実現のために以下の3項目を実施した:(1)共有システムの構築、(2)地球科学データ可視化ファイルの作成、(3)システムの利用とファイル作成のためのコミュニティ作り。共有システムの構築としては、4次元可視化共有サーバーの改良を進めた。共有サーバーの役割は、(1)スタート・ファイルの提供、(2) データリスト・ファイルの作成と提供、(3) 一部の可視化データ・ファイルの作成と提供、(4) データ検索システム、(5) 関連情報の提供、の5つである。地球科学データ可視化データ・ファイルの作成としては、可視化データ・ファイルの拡充を進めた。特に、昨年度に予定されていた打ち上げが延期されてたISS-IMAPミッションが2012年10月から定常観測を開始したため、そのデータのKMLファイルへの変換を行った。 システムの利用とファイル作成のためのコミュニティ作りとしては、配布物を作成し、システムの認知度を高めるのに用いた。また、学会などにおいて発表し、研究者に対して地球科学データの4次元可視化データの利用の普及を行った。とりまとめとして、完成した可視化ファイル共有システムの評価を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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