2011 Fiscal Year Annual Research Report
CGと融合したメッシュフリー法による複雑形状を対象とした時間発展問題の解析
Project/Area Number |
21700122
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
長谷川 恭子 立命館大学, 衣笠総合研究機構, ポストドクトラルフェロー (00388109)
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Keywords | コンピュータ・グラフィックス / メッシュフリー法 / 熱伝導解析 / 複雑形状の構造解析 |
Research Abstract |
本研究課題ではCGの分野と数値解析分野の技術の融合技術に対して時間発展を伴う様々な動解析への応用することを目指し,それに伴ってメッシュフリー解析の精度向上及び時間変化する解析結果の可視化を行った.それぞれの技術について実施した研究成果を具体的に述べると以下の通りである. 1.メッシュフリー法を用いた3次元数値解析手法の動解析への適用 1)複雑形状を対称としたメッシュフリー法の時間発展問題の実現 メッシュフリー法を用いて複雑形状に対する熱伝導解析を実現した.熱伝導解析や微少変形などの大きな形状変形を伴わない問題に関しては,これまで我々が開発してきた曲面モデル技術とメッシュフリー解析技術の融合によって実現できることが分かった.しかしながら,大変形を伴う問題においてはこれまでの2技術融合のみでは対応てきないことが明らかになった. 2)メッシュフリー動解析手法の精度向上 精度向上の目的のため,有限要素法で用いられている技術をメッシュフリー法へ適用して適応的な節点生成手法を提案した.本研究で用いているメッシュフリー法は節点の他にも数値積分のための部分領域を必要とするため,節点だけではなく部分領域に関しても適応的に分割することによって精度向上することが分かった. 2.数値解析結果の可視化 数値解析結果の可視化手法として,これまで解析結果をリサンプリングして正規格子ボリュームデータを生成し,CGの技術で用いられているボリュームレンダリングを行うことで可視化を実現することができた.更に,新しい点群可視化手法を開発し,シミュレーション結果とその形状を半透明に融合可視化する技術を生成した.
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[Presentation] Visualization of Plasma Plume Collisions Using Fused Volume Data2011
Author(s)
N.Kawamoto, Y.Hatanaka, T.Yamamoto, K.Hasegawa, S.Nakata, S.Tanaka, N.Sakamoto, K.Koyamada, S.Misaki, K.Tanaka
Organizer
Asia Simulation Conference 2011
Place of Presentation
Seoul, Kerea
Year and Date
2011-11-16
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