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2011 Fiscal Year Annual Research Report

認識単位が異なる認識器を併用した信頼度推定に関する研究

Research Project

Project/Area Number 21700184
Research InstitutionDoshisha University

Principal Investigator

西田 昌史  同志社大学, 理工学部, 准教授 (80361442)

Keywords音声認識 / 認識単位 / 信頼度 / SVM / 音声対話 / 目的地名
Research Abstract

昨年度は、正しい認識結果が得られなかった場合に認識結果を棄却する枠組みとして、部分単語単位のN-gramと単語単位のFSAを組み合わせて得られた信頼度を素性としたSVMによる認識結果の選択と判別について検討を行った。本手法により、正しい認識結果が得られなかった場合に認識結果を高精度に棄却することが可能となった。しかし、評価データに含まれる地名はすべて辞書に含まれており、未知語に対する評価は行っていなかった。
そこで、今年度は評価データに辞書に含まれていない地名を含めて未知語に対する評価を行った。評価実験では、形態素単位のN-gram、部分単語単位のN-gram、単語単位のFSAの3つの認識器をそれぞれ単一で用いた手法、3つの認識器をすべて組み合わせたROVER法、それぞれ2つの認識器を組み合わせた提案手法を用いた。評価データには4000発話を用いそのうち1200発話に未知語が含まれていた。評価実験の結果、認識結果の分類精度は単一の認識器を用いた場合、形態素単位のN-gramで81.4%、部分単語単位のN-gramで79.7%、単語単位のFSAで73.2%、3つの認識器を組み合わせたROVER法で69.8%という結果が得られた。それに対して、提案手法では形態素単位のN-gramと部分単語単位のN-gramの組み合わせで79.0%、部分単語単位のN-gramと単語単位のFSAの組み合わせで83.1%、単語単位のFSAと形態素単位のN-gramの組み合わせで81-5%という結果が得られた。したがって、提案手法は未知語に対しても高精度に棄却できることが明らかになった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Automatic Speech Recognition with Confidence Measures Obtained by Multiple Recognizers of Various Recognition Units'2012

    • Author(s)
      Nobuhisa Suzuki
    • Organizer
      International Workshop on Nonlinear Circuits, Communications, and Signal Processing (NCSP)
    • Place of Presentation
      Waikiki Beach Marriott Resort & Spa (Hawaii, USA)
    • Year and Date
      2012-03-04

URL: 

Published: 2013-06-26  

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