2012 Fiscal Year Annual Research Report
肥満大学生に対するエビデンスに基づいたテーラーメイド食習慣改善指導効果の継続
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21700668
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
矢口 友理 山形大学, 教育文化学部, 助教 (30369285)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 肥満大学生 / 栄養指導 |
Research Abstract |
本研究では肥満大学生に対し、エビデンスに基づいた栄養調査データを用いてテーラーメイド栄養指導を行い、大学における効果的な肥満解消プログラム方法を検討した。プログラム参加学生が1年次の秋に自己管理群・運動指導群・栄養指導群の3群に分け、2年間、介入指導を行った。個別栄養指導として、自己管理群と運動指導群は管理栄養士による5分程度の栄養調査結果説明だけであったのに対し、栄養指導群では栄養調査結果や生活習慣聞き取りより得られた情報を統合した30分間の管理栄養士による面談とした。ベースライン時におけるプロジェクト参加学生と普通体型学生の食習慣や生活習慣等に対する調査より、肥満学生には大学入学前に家族から適切な食生活や健康管理支援を受けた者が少ないこと、早食いの者や健康改善意識の薄い者が多いことが示され、これらの点を踏まえて指導内容を検討した。介入指導の結果、自己管理群及び運動指導群に比べて、栄養指導群の方が肥満解消に向けたよい食事内容に改善されてきたことより、本研究で用いた栄養指導方法が効果的であったと考えられた。しかし、その一方で脱落者も多かったことより、脱落の原因を探り、脱落者を出さないプログラムのあり方を考える必要があると考えられた。そこで、ベースライン時の生活習慣や健康に対する意識調査より脱落者の特徴を検討したところ、脱落者は継続者に比べて大学入学後の朝食摂取頻度が少なく、夜食頻度は多く、また現在ストレスを抱えていると感じている者の割合が多く、さらに、脱落者は大学入学後の起床時刻が遅い傾向だった。脱落者は大学入学から約6ヵ月後のプロジェクト参加時にはすでに生活習慣の乱れが始まっていることや、ストレスを抱えている者が多いことが示された。今後は支援開始時にこれらの情報を把握し、対応策を準備しておくことが、学生のプロジェクト脱落防止のために必要であると考えられた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)