2010 Fiscal Year Annual Research Report
科学技術・学術政策における集中性指標の適用可能性についての数理的研究
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21700797
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Research Institution | National Institute of Science and Technology Policy |
Principal Investigator |
大竹 洋平 文部科学省 科学技術政策研究所, 第2調査研究グループ, 研究員 (00508559)
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Keywords | 科学技術政策 / 計量情報学 / 科学計量学 / 学術政策 / 集中 / 指標 / 統計量 / 学界 |
Research Abstract |
本研究課題の初年度で認識されてきたことは,政策科学全般にとって,政策決定の過程としての行政機構の構造が重要であることである.特に組織間のつながりのような,ネットワーク構造を把握することの重要性が確認された.したがって,科学技術・学術政策においてもネットワーク科学の研究成果を導入し,政策研究に科学的視点を導入していく必要がある. 当初より,設備面での整備が一番の課題であったので改善をすすめてきたが,いまだ不十分である.引き続き,専門資料・情報機器などの研究環境の整備をすすめな.特に,横断的学融合という特色を出すためにも,幅広い学問分野の専門資料が必要となるので,科学技術政策・ネットワーク科学・計量書誌学をはじめとして,その研究動向を調べるための資料整備を行った. さらに,学術界の実態を調査する段階に入った.様々な学術学会・団体についての調査をすすめるとともに,幾つかの学会については,実際に研究集会に参加して調べてきた.複数日程で参加したのは,以下の研究集会である. ・日本計画行政学会・第33回(九月)札幌大学(札幌市豊平区) ・日本数理生物学会・第20回年会(九月)北海道大学(札幌市中央区) ・日本オペレーション・リサーチ学会・2010年秋季研究発表会(九月)コラッセふくしま,(福島市) ・ゲーム理論ワークショップ2011(三月)名古屋大学・東山キャンパス(名古屋市千種区) ・日本生態学会(三月)札幌コンベンションセンター(札幌市) ・情報処理学会・ネットワーク生態学シンポジウム(三月)蔵王・ルーセントタカミヤ(山形市)
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