2009 Fiscal Year Annual Research Report
SNSを用いた知識アウェアネスユビキタス協調学習環境
Project/Area Number |
21700816
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
殷 成久 Kyushu University, 情報基盤研究開発センター, 助教 (20512180)
|
Keywords | SNS / ユビキタスラーニング / 言語学習 / 知識アウェアネス / 恊調学習環境 |
Research Abstract |
本研究は日常的な学びを支援する「SNSを用いた知識アウェアネスユビキタス協調学習環境」をデザインし、実際にシステムを開発・評価するものである。本研究の目的は以下の通りである。 1. このシステムの利用により、SNSのメンバーであれば直接的な面識の有無に関わらず回答してもらうことを可能にし、問題を解決することができる。学習者同士がお互いに助け合うことでさらに親交を広げ、知識の共有・創造を支援する。 2. モバイル端末を用いたユビキタスコンピューティング環境において、学習者の知的好奇心を刺激し、いつでも、どこでも助けてもらうことが可能になる。 以上の課題を解決することより、SNSに参加している学習者は、いつでも、どこでも、お互いに助け合って、問題を解決することで、さらに仲良くなり、知識の共有・創造を支援する。システムを利用することで、間違った道から復帰させる効果がある。特に言語学習に応用して、間違った言葉や文章を覚えずに、言葉や文章を正しく習得する効果がある。お互いに助けあって、学ぶ機会が増え、学習効果の向上が期待できる. ICCE2009、WISM'09-AICI'09などの会議へ出席し、関連研究も調査した。徳島大学などへ訪問し、研究の打ち合わせを行い、研究に役に立つコメントを貰った。研究成果は、日本教育工学会,ICIE2009 (2009 WASE International Conference on Information Engineering)、CollaboTech2009 (The Fifth International Conference on Collaboration Technologies 2009)、WiCOM2009 (The 5th International Conference on Wireless Communications, Networkingand Mobile Computing)などの国際会議に出席し,発表を行った。
|
Research Products
(4 results)