2010 Fiscal Year Annual Research Report
SNSを用いた知識アウェアネスユビキタス協調学習環境
Project/Area Number |
21700816
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
殷 成久 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 助教 (20512180)
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Keywords | SNS / 知識アウェアネス / ユビキタスラーニング / 協調学習環境 / モバイル学習環境 / 言語学習支援 |
Research Abstract |
本研究は日常的な学びを支援する「SNSを用いた知識アウェアネスユビキタス協調学習環境」をデザインし、実際にシステムを開発・評価するものである。本研究の目的は以下の通りである。 1.このシステムの利用により、SNSのメンバーであれば直接的な面識の有無に関わらず回答してもらうことを可能にし、問題を解決することができる。学習者同士がお互いに助け合うことでさらに親交を広げ、知識の共有・創造を支援する。 2.知識アウェアネスを提供し、学習者は問題解決に繋がる知識保有者の存在に気付くことができる。 本年度は外国語学習支援するシステムの構築を行っていた。本システムを利用することより、SNSに参加している学習者は、いつでも、どこでも、お互いに助け合って、問題を解決することで、さらに仲良くなり、知識の共有・創造を支援する。システムを利用することで、間違った道から復帰させる効果がある。特に言語学習に応用して、間違った言葉や文章を覚えずに、言葉や文章を正しく習得する効果がある。お互いに助けあって、学ぶ機会が増え、学習効果の向上が期待できる。 教育システム情報学会、電子情報通信学会研究会、EEEE2010などの会議に出席し、関連研究も調査した。徳島大学などへ訪問し、研究の打ち合わせを行い、研究に役に立つコメントを貰った。研究成果は、情報教育研究会、ICCE 2010 (The 18th International Conference on Computers in Education)、UbiLearn 2010 (the 4th Mobile and Ubiquitous Technologies Enhanced Learning Conference)、Wmute 2010 (The 6th IEEE international conference on wireless, mobile and ubiquitous technologies in education)などの会議に出席し、発表を行った。
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Research Products
(5 results)