2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21720189
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Research Institution | Akita International University |
Principal Investigator |
石毛 順子 国際教養大学, 国際教養学部, 助教 (40526050)
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Keywords | 作文 / プロセスモデル / 第二言語習得 |
Research Abstract |
本研究の目的は、第二言語の作文教育の現場に貢献できる、第二言語での作文のプロセスモデルを構築することである。平成22年度はデータ収集と平行して、平成21年度に作成したカテゴリーを質的分析で検討した上で、量的分析を行った。英語母語話者の分析の結果、発達に伴い言語形式に関する言及が減るが、作文の進め方に対する言及が増えることが明らかとなった。研究の具体的な進行状況は以下の通りであった。 4月~7月アカデミックジャパニーズジャーナルにパイロット調査の質的分析が掲載される。調査の実施、調査結果の分析。 8月英語母語話者の質的分析結果を日本教育心理学会で報告。 9月~10月英語・日本語を学習言語とする広東語母語話者の質的分析。 11月調査の実施。 12月中級学習者の量的分析。 1月英語または韓国語を母語とする初級学習者の量的分析。 2月 アカデミックジャパニーズグループ研究会で英語または韓国語を母語とする初級学習者の量的分析の報告。 3月 英語母語話者の作文過程の発達について日本発達心理学会で報告。中国語を母語とする中級・上級学習者の量的分析。 新年度は引き続きデータ収集を行い、質的検討、量的検討をする予定である。
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Research Products
(3 results)