2010 Fiscal Year Annual Research Report
英語でのコミュニケーションを目的とする学習動機減退要因の質的・量的研究
Project/Area Number |
21720203
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
菊地 恵太 東海大学, 外国語教育センター, 講師 (20434350)
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Keywords | 動機付け / 外国語としての英語学習 / 英語コミュニケーション |
Research Abstract |
本研究課題の研究期間の2年度目にあたる平成22年度は、1年目の研究成果に基づき、コミュニケーションを目的とする大学レベルでの英語学習に関しての聞き取り調査、及び質問紙による開発をすすめることであった。初年度に引き続き、さらに多くの学生に聞き取り調査を行い、コミュニケーションを目的とする英語授業の中でどのようなことが動機減退要素になっているか探求を行った。また、主に洋書を中心として動機付け理論の理解に努めた。その上で何人かの学習者のフィードバックを経て、質問紙の開発を行った。聞き取り調査の中で、データを分析したところ、学習者間で、特に周りの他学習者のやる気様々な態度などが影響することが明らかになった。また、2010年11月の全国語学教育学会の全国大会での現状での研究報告に基づき、ハワイ大学のRichard Schmidt教授、Richard Day教授、関西学院大学Mark Sawyer教授から研究指導を得た。 3年度目の最終年度にあたる平成23年度には、本年中に開発した質問紙に基づくパイロット・スタディーを経て本研究を年度内に行う予定である。並行して3年間の研究成果をまとめる準備をしていく予定である。
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Research Products
(1 results)