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2012 Fiscal Year Annual Research Report

日本近世における内水面の漁業権に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 21720246
Research InstitutionKobe Women's University

Principal Investigator

鎌谷 かおる  神戸女子大学, 文学部, 講師 (20532899)

Project Period (FY) 2009-04-01 – 2013-03-31
Keywords日本史 / 琵琶湖 / 漁業 / 生業 / 「村の日記」
Research Abstract

本研究は、4年間で以下の4点について明らかにすることを目的におこなった。
(a)琵琶湖全域における漁業権の把握、(b)実際の漁業範囲の把握、(C)漁業争論における「漁業権」の利用のされ方についての検討、(d)漁業権に影響される漁村の地域秩序
平成21年度~22年度には(a)~(c)の作業を中心におこない、平成23年度は(d)の作業をおこなった。最終年度にあたる平成24年度は、(a)~(d)の作業をまとめるために、①論文の作成、②調査した漁業史料の活字化および史料集の準備、③日本における漁業権の歴史的変遷についての研究をおこなった。
①については2本の論文を作成した。②については、収集史料のうち、とくに重要なものについては、研究代表者および研究協力者(アルバイト)に依頼をし、翻刻をおこなった。それらは、琵琶湖漁業史料を集めた史料集として刊行することを考えている。③については、「漁業権」の多様なあり方を把握するために、漁業をする「場」の所有という視点で捉えなおし、研究をおこなった。具体的には、琵琶湖の「場」の所有を、漁民・支配側(領主・幕府)がどのように理解認・識していたのかを解明する作業をおこなったのでるが、平成24年度はとくに、寺社の土地所有にも関わる禁漁場の問題について注目し、研究に着手した。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (2 results)

All 2013

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 「日本近世の内水面漁業における禁漁場についてー琵琶湖を事例にー」2013

    • Author(s)
      鎌谷かおる
    • Journal Title

      『国際常民文化研究叢書』

      Volume: 2 Pages: 15-20

  • [Journal Article] 「近世琵琶湖の漁業と漁村ー堅田漁師を事例に」2013

    • Author(s)
      鎌谷かおる
    • Journal Title

      『歴史と民俗』

      Volume: 29 Pages: 91-109

URL: 

Published: 2014-07-24  

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