2012 Fiscal Year Annual Research Report
耐久消費財に関する製品世代進化と普及状況に応じた消費者行動の変容
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21730340
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Research Institution | Sakushin Gakuin University |
Principal Investigator |
樋口 徹 作新学院大学, 経営学部, 教授 (70337426)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ライフサイクル / 耐久消費財 / 製品世代進化 |
Research Abstract |
平成24年度は研究の取りまとめの年であるので、国内外での成果報告を主眼に置く予定であった。しかし、学務に忙殺されている状況と研究成果の進展が予想より遅れたために、国内での成果報告に限定せざるを得ない状況であった。結果として、民生用の情報通信機器(PCやカーナビゲーションなど9製品)を対象に耐久消費財に関して、製品世代進化を踏まえた数十年間に及ぶ普及の進展状況についてライフサイクル理論を応用して実証分析を行った。それをまとめた論文「民生用情報通信機器の普及過程の研究を通じた新たなライフサイクル理論の可能性」を『日本経営学会誌』に投稿し、平成24年6月(第29)号のpp.3-16に査読付き論文として掲載された。消費者行動の観点からライフサイクルを解明することも今回の研究の目的の一つとしていたので、VTR(ビデオテープレコーダー)とDVDプレーヤーの購買履歴に関する追跡調査を行った。そこでは、購買形態を、採用、買い増し、買い替え、切り替えなどに区分けし、故障、新製品、価格下落などどのような切っ掛けで購買の意思決定に関して20年間に及ぶ追跡調査を実施した。それを基にした論文を執筆したが、現在再投稿に向け修正中である。その他にも、今回の研究を通して得た知見を一部生かした論文「郵優お買い物サービス(湧くわくフレッシュ優便)」 が『ジェイピー総研リサーチ』18号のpp.34-41に掲載されている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)