2010 Fiscal Year Annual Research Report
大規模公的試験の資格試験化と段階的学力評価を行う為のテスト標準化理論の開発と実践
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21730538
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Research Institution | The National Center for University Entrance Examinations |
Principal Investigator |
荘島 宏二郎 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 准教授 (50360706)
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Keywords | テスト理論 / 多変量解析 / 項目反応理論 / 心理統計学 / 教育測定 / 大学入試センター / 学力 / ニューラルテスト理論 |
Research Abstract |
潜在ランク理論(ニューラルテスト理論)は、学力を段階評価するためのテスト理論である。テスト理論とは、テストを経年的に運用するための統計理論であり、また、コンピュータテスティングの背景理論である。我が国のテストは、100点満点などで学力を評価することが多いが、テストは、そのような細かいスケールで学力を評価できるほどの解像度はない。せいぜい、5~20段階くらいのきめの細かさでしか学力を評価できない。潜在ランク理論は、テスト受検者の学力を段階評価し、診断するためのテスト理論として開発された。 具体的には、自己組織化マップや生成トポグラフィックマッピングのメカニズムを利用している。潜在ランク理論を用いると、各受検者が、各学力段階(潜在ランク)にどれくらいの確率で所属するかに関するプロフィールが得られる。また、各問題項目が、各学力段階にとってどの程度の正答率であるかを評価することができる。 去年度までに、おおよその理論整備は行っていたので、今年度は、ある地方自治体におけるテストの実施を支援したり、ある会社のテスト開発業務に携わったりなど、潜在ランク理論を各方面に応用し、知見を得た。また、その結果から、理論の改良、ソフトウェアの改善などを行った。また、大規模公的試験のCan-Do Chart(テストが何を測定しているかに関する行程表)の作成方法などを検討した。詳しい成果は、本報告「13.備考」に記載してあるURLに記録している。
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[Presentation] Developing the can-do system based on the NCUEE Test results : An application of the Neural Test Theory.2010
Author(s)
Sugino, N., Yamakawa, K., Ohba, H., Shojima, K., Shimizu, Y., Nakano, M.
Organizer
The 4th Centre for Language Studies (CLS) International Conference
Place of Presentation
Orchard Hotel, Singapore
Year and Date
2010-12-03
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[Presentation] A "rank vs. Cluster conflict : Or, is it just an artifact?2010
Author(s)
Sugino, N., Yamakawa, K., Nakano, M., Ohba, H., Shimizu, Y., Shojima, K.
Organizer
The 15th International Conference of Pan-Pacific Association of Applied Linguistics (PAAL)
Place of Presentation
Hanyang Women's University, Seoul, South Korea
Year and Date
2010-08-18
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