2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21740299
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
張 贇 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (00508830)
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Keywords | 半導体レーザー / 光フィードバック / フィルタ共振器 / 第二高調波 |
Research Abstract |
半導体レーザー雑音を抑圧ために、本研究ではフィルタ共振器と光をフィードバック用いる。本年度に、半導体レーザーの雑音抑圧と雑音の評価実験及び第二高調波の発生を行いました。具体的には以下のように。 1 半導体レーザーの光をこのフィルタ共振器を通じて,短期的な周波数安定な光を得ることが出来ました。約75mW(通過率70%)得た光を,もう一度半導体レーザーにフィードバックことで,レーザーの雑音抑圧が達成できまた。自作したホモダイン検出器を用いて、半導体レーザーの雑音の評価実験も行いました。半導体レーザーの強度雑音は2MHz以上ショットノイズレベルまで抑圧することができる。我々は半導体レーザーの位相雑音も調べました。もうひとつ分析共振器をもちいて、フィルタを通じた半導体レーザーの位相雑音10MHz以上ショットノイズレベルまで抑圧することもできました。 2 外部共振器を用いて低雑音光によるSHGの実験を行い、入射光パワー40mWのとき、最大で9.8mW(変換効率24.5%)のSH光を得た。KTP結晶を温度位相整合により位相整合をとっているが、温度許容幅が約20mKと非常に狭く、最高出力を安定して長時間出力することは難しい。数十分のスパンで安定出力できる最大のパワーは、約9mWであった。 強度と位相雑音を抑圧した半導体レーザーを用いて周波数の安定度をさらに向上とも目指すること量子光学と量子情報処理などの分野の研究を開拓することが期待されている。
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Research Products
(3 results)