2009 Fiscal Year Annual Research Report
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21740302
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Research Institution | Japan Atomic Energy Agency |
Principal Investigator |
エシユールケポフ テイムール Japan Atomic Energy Agency, 独立行政法人 日本原子力研究開発機構・量子ビーム応用研究部門, 研究副主幹 (10370363)
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Keywords | 船首波 / プラズマ / レーザー / 相対論的相互作用 / 相対論的自己集中 / 高次高調波発生 / Particle-in-Cell method / クラスタサーバ |
Research Abstract |
(1) 船首波が励起しているパラメータの領域に対して、マルチパラメトリック2DPIC計算を実行した。レーザー強度10^<18>~10^<20>W/cm^2、焦点は2~20ミクロン、パルス持続時間は15~150fs、プラズマ密度は10^<16>~10^<20>cm^<-3>である。レーザーパルスの相対論的自己収束に伴った船首波を見出した。3D PICシミュレーションは2Dにおいて見つかった最適パラメータを用いて実行した。 (2) クラスターサーバを組み立てた。12個のIntel Core i7 CPU、96ギガバイトのメモリ、12テラバイトのディスクにより構成されている。公称性能は600GFlopsである。 Linux,クラスターツールキット、Intel Fortran90、 REMPコード、データマネージメント、ポストプロセッシングパッケージがインストールされている。以前のシミュレーションのデータを部分的に処理した。 (3) クラスターサーバーにより、船首波の構造と対応するプラズマ運動量、エネルギー、そして電磁放射を特徴づけた。プラズマ流の船首波特異性による高次高調波効果の発生を発見した。この効果に基づき、新しい高次高調波源を提案した。シミュレーション結果J-Karenレーザにおける最近の結果を説明した。 (4) 本論文はネーチャーへの投稿準備中である。
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