2010 Fiscal Year Annual Research Report
超音速分子ビームの立体衝突制御による新規触媒表面の創製
Project/Area Number |
21760031
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Research Institution | Japan Atomic Energy Agency |
Principal Investigator |
HARRIES James 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究職 (30416383)
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Keywords | 表面界面物性 / 光電子分光 / 水素貯蔵材料 |
Research Abstract |
本研究課題の最終年度の主な目的は初年度中に作成する予定だった速度選別分子ビーム装置の評価・利用であった。H21年度中にSPring-8 BL23SUに設置してあるオフライン装置に速度選別機用の真空チェンバー、分子線源用のノズル等の設置が完了したが、速度選別器自体は阪大岡田美智雄教授のもとで開発が進められた。BL23SUでは既存のX線光電子分光装置に新しい分子ビーム装置を接続して表面反応実験を可能とした。 H21年度中に行ったBL23SUのオフライン装置の整備および元素別・化学結合状態別の深さ方向分析法の開発によって、最終目的である配列分子線を用いて生成された新素材の評価に備えて、H22年度には次の研究を進めた。 ●最大エントロピー法を用いた解析方法の開発 ●VCrTi, TiFe等の水素貯蔵材料の酸化膜構造のXPSおよび昇温脱離測定による評価 ●VCrTi, TiFeの酸化膜評価、それから既存の超音速分子線装置を用いて生成されたAlN膜の評価についての成果発表
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Research Products
(8 results)