2012 Fiscal Year Annual Research Report
再発小児白血病におけるサイトカイン発現特異性の解明と早期予知法の開発
Project/Area Number |
21790997
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
古賀 友紀 九州大学, 大学病院, 助教 (60398071)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 小児白血病 / マイクアレイ / サイトカイン |
Research Abstract |
小児白血病の治療成績の向上は、臨床および生物学的予後因子の抽出とそれによる治療の層別化によってもたらされた。しかし、既存のリスク因子の予後予測力は未だ十分とは言い難く、治療不応例や再発例の多くは依然不幸な転帰をとっているのが現状である。本研究では、小児白血病初発時、患者白血病細胞におけるサイトカイン遺伝子発現パターンおよび血清サイトカイン発現の詳細な解析を通じて再発白血病の特性を明らかにし、発現情報に基づいた再発早期予知法を開発する。 《対象》小児白血病患児より初発時に採取した骨髄白血病細胞および正常末梢血好中球、単核球(NK細胞などの細かな分類を試みたが細胞数の問題や純度の問題があり断念した)。《方法》実験の再現性と信頼性を高めるために、それぞれの細胞再発検体5人分、非再発検体5人分を混合したものを作成しcDNAマイクロアレイを用いて比較検討。《細胞の分離》白血病細胞は初診時骨髄より採取。骨髄中に白血病細胞が95%以上占めている場合のみ、リンパ球分離メディウムを用いて分離。正常末梢血好中球は初診時末梢血より分離。Polymorphoprepにより多核顆粒球浮遊球を採取。現時点で3例ずつ収集分離終了した。 《cDNAマイクロアレイ》治療開始後2年以内の再発の有無で振り分け、マイクロアレイによる解析を行う。 予定症例数になり次第マイクロアレイを行えば研究完了の予定であるが、現時点で5例ずつには達しておらずアレイ開始待ちの状態である。 今年度は血清におけるサイトカイン発現パターンの解析を加えて再発予知法検討の補助データを得た。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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