2009 Fiscal Year Annual Research Report
1.5テスラ核磁気共鳴装置を用いた人膝関節軟骨のt2値計測に関する研究
Project/Area Number |
21791167
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
稲岡 努 Asahikawa Medical College, 医学部, 講師 (00322892)
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Keywords | 膝関節 / 関節軟骨 / MRI / t2値 |
Research Abstract |
1)膝関節軟骨のt2値計測における至適撮像条件の検討。 健常ボランティア3名による膝関節軟骨のt2値計測における至適撮像条件の検討を行った。t2値計測に大きく影響を与えると考えられるスライス厚、TR値、バンド幅を変化させ、測定値に最も誤差の少ない条件を検討した。スライス厚では3、4、5mm、TRは1230、1500、2000、2500msec、バンド幅は40、80、120、160Hzと変化させた。MRIコンソール上で、膝関節矢状断像にて関節軟骨にROIを設定し、10ヶ所程度でt2値を計測した。撮像条件ごとに標準偏差を算出し、最も誤差の小さいものを至適撮像条件と決定した。検討結果よりは、スライス厚3mm、TR2000msec、バンド幅120Hzが最適とされた。 2)健常ボランティアによる膝関節関節軟骨のt2値計測による評価。 健常ボランティア80名ほどに対して上記撮影条件にて膝関節に対して撮像を行った。年齢は18歳から60歳ぐらいまでとした。健常ボランティアからは、年齢、性別、体重、BMI、運動歴などを聞き取った。今後(平成22年度)は、関節軟骨のt2値に対して年齢、性別、体重などとの関係を検討していく予定である。
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Research Products
(1 results)
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[Presentation] 膝関節2009
Author(s)
稲岡努
Organizer
第20回骨軟部放射線研究会セミナー
Place of Presentation
旭川
Year and Date
2009-07-31