2010 Fiscal Year Annual Research Report
miRNAによるRNA干渉効果を用いた新しい血小板遺伝子ノックダウン手法の開発
Project/Area Number |
21791466
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
加藤 祐子 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (50398400)
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Keywords | 血小板 / 遺伝子治療 |
Research Abstract |
平成22年度マウスに21年度で遺伝子ノックダウンに成功したマウス骨髄細胞を末梢血より移植することで、約1ヶ月後の末梢血血小板細胞の発現が抑制され、血小板機能が抑制されるかどうかを確認すること。(In Vivo系、Ex Vivo系) 1.C57BL/6マウスにγ線を全身照射し(9,5Gy)(中央動物室)、骨髄抑制を行い、VitroでmiRNAを組み込んだレンチウィルスベクターを導入したマウス骨髄細胞(2,000,000 cell)を、マウスの末梢尾静脈より移植する。 2.約1ヶ月後、マウスの中心静脈血から血小板を分離し、Real Time PCR (RNAレベル)及び、Flow Cytometry法(タンパクレベル)でターゲット遺伝子のノックダウンを確認。 3.血小板機能の確認GPllb,又はAktの遺伝子ノックダウンにより血小板凝集反応が抑制されている事を、CD62P,又はP38αのノックダウンにより血小板-白血球凝集反応が抑制されていることを確認した。
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