2012 Fiscal Year Annual Research Report
補綴装置の最適形態を導く,構音を用いたシミュレーションシステムの開発
Project/Area Number |
21791879
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
隅田 由香(岩倉由香) 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (10361693)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 発声 / 声道 / 3次元モデル / シミュレーションシステム / 補綴装置 / /i/ / 構音 |
Research Abstract |
本研究でのモデル作製にあたり,ATRにて公表されている発音時MRIデータを使用して以下の研究を行った.発音時MRIデータから猪原らの方法に従い,3次元構築ソフト(Mimics 12.11, Materialise NV) を用いて声道を抽出し,STL (Standard Triangulated Language) 形式ファイルに変換後,3D作成ツール (FreeForm, SensAble Technologies, Inc.) を用いて,ラピッドプロトタイピング用データを作成した. 3Dプリンターにより声道模型を製作した.完成したの声帯相当部に,声帯原音をシミュレートした音源を設置し,声道模型を通過して口唇相当部より発せられる音声の収集を行い,5人の被験者による明瞭度検査と,Computer Speech Lab 4300 ( Kay Pentax USA )を用いてFFT分析を行った.その結果,/i/ 発音時の声道模型の作製に成功し,明瞭度検査では100%を示し,FFTを用いた音響分析では平均的なFormantときわめて近い位置に共鳴周波数が生じることを確認した.これにより,音声障害の出やすい/i/の音にターゲットをあてたシミュレーションモデルが確立されたといえる.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)