2009 Fiscal Year Annual Research Report
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21791995
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
村上 純 Okayama University, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (40362983)
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Keywords | 臨床 / 薬理学 / 遺伝子 / 発現制御 |
Research Abstract |
平成21年度については、骨粗鬆症マウスモデルを作製し、DHNAによる骨への影響の検討を予定した。骨粗鬆症マウスモデル作製の準備段階として、骨粗鬆症状態の評価基準を設定する必要がある。現時点では、免疫抑制剤FK506を使用し、再現性の高い骨粗鬆症モデルマウスの確立に成功しているため、同モデルマウス作製時に回収した生体サンプルでの様々な評価項員(血清抗体価、同実験動物の血液、主要臓器、骨組織等を摘出し、組織学的解析、生化学的解析など)について、標準値を設定し、骨粗鬆症状態の評価基準とした。その後、卵巣摘出術(OVX)による骨粗鬆症モデルマウスを作製するために、卵巣摘出術を様々な方法で検討した。感染などによる障害の生じない手法、より骨粗鬆症を高頻度で生じさせる、高成功率の手法の習得を検討した。 その結果、卵巣摘出術による骨粗鬆症モデルマウスも高確率で作製できるようになりつつある。現在、FK506による骨粗鬆症モデルマウスと、卵巣摘出術による骨粗鬆症モデルマウスでの比較を行い、骨粗鬆症状態の評価基準の再検討を行っている。それぞれについて、骨形態変化についてもHE染色にて顕鏡下にて観察している。 現時点における比較検討結果では、両者間で大きな差がないため、現在、より多くのマウス群においてサンプリングすることを予定している。また、DHNAが日本での在庫がなくなったことにより、米国での生産品に変更しため、両製品間での違いがないか、ロットチェックをしている。
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[Journal Article] Suppressive effects of 1,4-dihydroxy-2-naphthoic acid administration on bone resorption.2009
Author(s)
Matsubara M, Yamachika E, Tsujigiwa H, Mizukawa N, Ueno T, Murakami J, Ishida N, Kaneda Y, Shirasu N, Takagi S.
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Journal Title
Osteoporos Int. (in press)
Peer Reviewed
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