2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21792191
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Research Institution | Mejiro University |
Principal Investigator |
荒川 千秋 目白大学, 看護学部, 講師 (40312897)
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Keywords | インシデント / 医療事故 / 看護師 / 介入 / 与薬 |
Research Abstract |
平成22年度は介入内容(与薬に関する情報の提供のみ)の有効性を明らかにすることが目的であった。実際の介入はできなかったが、介入方法を検討した。Qual saf Health Care. 2006 Oct ; 15(5) : 329-33. Using the internet to deliver education on drug safety. Franklin BD, O'Grady K, Parr J, Walton I を参考に1か月に1回計9回介入する計画を立てた。各回の介入の内容は以下とし、平成23年度介入する予定である。第1回Medication safety-why is it important?:ヒューマンエラーについて学習する。自己の安全行動について考える。第2回Using the drug chart:単位の意味を理解し、指示された量の薬剤をアンプルやバイアルから取り出す際に換算を間違えないための学習をする。第3回One-stop dispensing:ワンショット静注に関する注意を学ぶ。第4回Drug calculations:特に自然の落下の点滴の滴数計算と調節について取り上げる。第5回Blood:輸血事故をおこさないために、血液型不適合輸血について学ぶ。第6回Warfarin:ワーファリンに対する理解を深める。第7回Vancomycin and gentamicin:バンコマイシンとゲンタマイシンについて学ぶ。第8回Infusion pumps:流量設定の間違いがどのような状況で起きるのかを知り、流量確認の重要性を学ぶ。第9回Team and systems:チームメンバーの異業種間のコミュニュケーションについて学ぶ。
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