2010 Fiscal Year Annual Research Report
夫婦と一緒に子育てに参加する祖父母への効果的な育児支援プログラムの開発
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21792259
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| Research Institution | Okayama University |
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Principal Investigator |
大塚 元美 岡山大学, 大学院・保健学研究科, 助教 (30362958)
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| Keywords | 祖父母 / 育児支援 |
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| Research Abstract |
本年度は、出産後早期から母親と祖母が共に育児を体験し、母親の重要な育児支援者である祖母が育児にどのように向き合っていくのか、育児開始まもない時期の育児支援について明らかにするという目的のもと研究を実施した。夫婦と一緒に子育てを開始する祖父母への育児支援プログラム作成に向け、(1)平成21年度に祖母へのインタビュー調査より得られた出産後早期から、母親と一緒に祖母が育児を経験した結果、【現代の育児と親世代の育児の違い】、【今も昔も変わらない育児】、【休息できるような環境調整や家事のサポート】、【母親の育児を見守る】、【育児への助言】、【祖母性の高まり】という6つのカテゴリーが得られ、さらに文献レビューから抽出した育児支援プログラム項目とを統合した。これらの内容を加味した育児支援プログラム内容と方法について自己記入式質問紙を作成した。また、(2)祖父母からの支援を受ける母親側への育児支援内容を抽出するために、質的研究により概念を抽出する調査準備を行った。今後は、(1)、(2)の調査より、祖父母および夫婦への双方に向けた育児支援プログラム内容を作成し、プログラム実施および育児の影響について検証をする予定である。
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