2009 Fiscal Year Annual Research Report
学術論文、特許の引用ネットワーク分析による未開拓技術領域の早期発見
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21800011
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
柴田 尚樹 The University of Tokyo, 大学院・工学系研究科, 助教 (30552179)
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| Keywords | 経営学 / 情報図書館学 / 情報工学 |
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| Research Abstract |
本研究の目的は、科学層、技術層それぞれの引用ネットワークの構造を分析し各層間の差異を分析することで、科学層では既に成果が存在するが技術層では未だ活発でない、産業として未開拓な技術領域の候補を早期に発見するための方法論構築を行うことである。平成21年度は、当初の研究計画通り、データ収集、複雑ネットワーク解析の実行アルゴリズム等の実装、データ解析を行った。データ収集としては、ISI社によるデータベースSCI(Science Citation Indicator)、米国特許庁(USPTO)、欧州特許庁(EPO)等から太陽電池分野、二次電池分野を中心に入手した。これらのデータを解析するために、論文と特許のそれぞれをクラスターに分割し、論文クラスターと特許クラスターの関係性の強さを計算するアルゴリズムを、ネットワーク分析、自然言語処理を応用して実装した。分析結果は、各対象分野における研究者へのインタビュー調査を通して、アルゴリズムによる分析で得られた定量的な結果と比較することで、産業として未開拓な技術領域の候補を早期に発見する方法論として整理した。得られた研究成果は、Technological Forecasting and Social Change、International Association for Management of Technology(IAMOT)、Portland International Conference on Management of Engineering and Technology (PICMET), The IEEE International Conference on Industrial Engineering and Engineering Management(IEEM)などの技術経営系の学会,国際会議に発表した。
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