2009 Fiscal Year Annual Research Report
部位別多周波生体電気インピーダンス分光法による体肢骨格筋に占める収縮要素の定量化
Project/Area Number |
21800084
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
山田 陽介 Fukuoka University, 身体活動研究所, ポストドクター (60550118)
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Keywords | 多周波生体電気インピーダンス分光法 / 筋内組成 / 骨格筋収縮要素 |
Research Abstract |
生体内骨格筋組織には、収縮要素(Skeletal muscle contractile component)の他に脂質・間質液・結合組織といった非収縮要素(non-contractile component)がモザイク状に存在している。申請者が研究している部位別多周波生体電気インピーダンス分光法(Segmental Bioelectrical Impedance Spectroscopy, S-BIS)は、筋細胞膜の電気的な性質および骨格筋組織中の各種要素の電気特性の差異を利用し、骨格筋内組成を推定できる可能性がある。そこで、本研究では、S-BISの体肢骨格筋内組成推定法を確立することを目的とし、本年度は、まず電極配置、測定部位、周波数の選択について、基礎的な検討を行った。その結果、1人4分以内の高速度で全身の体脂肪率、細胞内外液量、骨格筋量、体細胞量に加え、上肢・大腿・下腿各部の細胞内液量、細胞外液量、筋細胞量を測定できる方法を提案することができた。また、測定時間や測定時期による影響を検討した。さらに、二重標識水法と臭化ナトリウム法をゴールドスタンダードとしてその推定法の妥当性を検討した。研究成果については、国内外の学会発表、論文にて発表することができた。また、運動中の水分動態の変化について筋生検などとの比較を行った。現在、MRI/CTなどとの比較を試みており、来年度はより広範囲な対象者に対しての測定を行う予定にしている。
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[Journal Article] 体肢の体水分量に月経周期が与える影響2010
Author(s)
松田かおり, 畑優樹, 秋山友美, 藤井真奈, 大前友里恵, 大林由佳, 榎本あや, 山田陽介, 走井裕香子, 大久保友香子, 眞鍋えみ子, 木村みさか
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Journal Title
Peer Reviewed
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[Presentation] 加齢によって姿勢制御時の筋の同時活動は増大する2009
Author(s)
永井宏達, 山田実, 竹岡亨, 田中武一, 上村一貴, 大明篤史, 高島慎吾, 山田陽介, 池添冬芽, 市橋則明, 坪山直生
Organizer
第64回日本体力医学会大会
Place of Presentation
朱鷺メッセ, 新潟
Year and Date
2009-09-20
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