2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21820002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
鈴木 渉 Miyagi University of Education, 教育学部, 講師 (60549640)
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Keywords | 言語学 / 外国語教育 / 学習 / 評価 / 小中連携 |
Research Abstract |
研究初年度は、主に(1)文献調査と論文執筆、(2)小中学校視察、(3)実験の実施を行った。 (1)本研究は小学校において実施するため、まず、小学校外国語活動の目標を言語学、心理学、教育学等の理論に基づいて、再吟味を行った。その成果は、板垣・鈴木(2010)として論文化した(発表題目:小学校英語教育の目標-コミュニケーション能力の「素地」と「基礎」-、投稿先:東北英語教育学会紀要)。さらに、第10回小学校英語教育学会(平成22年7月18日~19日、於:札幌)にて、口頭発表する予定である(発表題目:英語コミュニケーション能力の「素地」と「基礎」-第二言語能力の熟達化理論に基づいて-、宮城教育大学板垣信哉教授との共同発表)。さらに、評価、特に自己評価が学習を促進するプロセス・メカニズムの理論的基盤の確立、実験デザインや分析方法の精緻化を図るため、心理学、教育学、言語学の文献調査を行った。 (2)自己評価活動を授業に組み込んでいる小学校(宮城教育大学附属小学校、仙台市川平小学校、仙台市旭丘小学校など)を継続的に視察し、実験材料の作成・改良に役立てた。その成果は、五十嵐・加藤・鈴木(2010)として論文化した。本年度も協力小学校とは研究を継続して行っている。 (3)研究協力小学校において、外国語活動の授業後に、児童に自己評価活動を行ってもらい、それのデータベース化を行った。本年度も協力小学校とは研究を継続する予定であり、平成22年8月下旬から自己評価活動に関するデータを収集する予定である。
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Research Products
(2 results)